kiyogat’s diary

2023年の1月にブログを始めました。

母江の年齢

家族信託の話を進めていくにあたって、公証役場での公証人とのやり取りで母江の判断能力が問われることになります。この時重度の認知症では判断能力がないと見なされてしまい、家族信託の契約ができません。
この場合は法定後見人が置かれることになり、裁判所のチェックが入り、親の財産の管理が厳しくなり、専門職に払う費用も多くかかります。

なので母江の認知症がこれ以上進む前に締結してしまいたいのです。
前にも書きましたが、母江は自分の名前、生年月日、住所、携帯電話番号は言えますが、年齢がなかなか覚えられません。

ここ最近は毎日のように
「はい、年齢はおいくつですか?」

「歳はいくつですか?」

「何歳ですか?」

と訊いている。


最初のうちは
「72歳」
「違う!」
「82?」
「違うよ、92歳!」
「ふぇ!92!?」
と、毎回のように自分の歳に驚いていましたが、


今日は初めて1回目で
「92歳」
と答えてくれました。