私の親は二人とも動物が好きで特に猫好きでした。
そのせいで物心がついた時には両親ときょうだいとそして猫が私のそばにいました。
飼っていた猫は、私が小さい頃は1、2匹だったのに、家族が皆で拾って来てしまうのでどんどん増えていきました。最高で20匹ほどいた記憶があります。そのうちの何匹は野良猫でご飯だけ食べに来る猫もいました。
猫は死期が近づくと飼い主に死ぬ姿を見せたくないのか、いなくなる猫もたくさんいましたが、そのまま歳をとり元気がなくなり死んでいった猫もいました。一番見たくないのは交通事故で車に轢かれてしまう猫です。
一番最後に飼っていた猫はとても頭が良い茶トラで両親が出かけると帰ってくる時間に道でよく待っていたと聞いています。
その猫も私が前々回の日本に帰国した時に道路で死んでしまいました。