kiyogat’s diary

2023年の1月にブログを始めました。

確定申告

地震があったのは今朝のことだったか、この時間ではうる覚えになってしまっている。記憶している限りこの数日間で2度目だ。朝、トイレに起きると母がすでに起きていて、「近いうちにきっと大きな地震がくるから、ペットボトルの水を10本ばかり買ってくるよ」と言った。「今、地震が起きたばかりだからそう思うだけだ。あとで買っておくよ。と言っておいた。またこのあいだのビールみたいにコンビニで買われてしまっては困る。

確定申告の最終日だから昨日みたいに整理券も無くなってしまうかと思い、日課にしているファミレスも行かずに早めに出かけた。それでも母を散歩に連れて行き、コンビニでサンドイッチを買って、洗濯をしてから出かけた。整理券が配り始める8時半前に税務署に着いたが、すでに長蛇の列ができていた。

整理券は10時15分だった。大泉学園駅のスタバでコーヒーを飲みながら、昨晩の続きでe-Taxの申請をできる範囲までやった。確定申告はしたことないが、要するにNZのTAXと一緒だと思った。違いはパソコンがあるのにスマホの小さい画面でやるのと、いちいちマイナンバーカードを使ってログインしなければならないということだ。

時間になったので税務署に戻り、順番待ちを何度もして、説明をしてくれる税務署員の人に対面した。先週もそうだったが、大人数を捌くために、一人の署員が、二人に説明をするようになっている。説明を受ける前に「20年以上NZに移住していたが、親の相続で去年の6月から日本にいて、現在給料所得は無く、相続によって不動産所得があるが、その不動産が兄妹4人の名義になっている」と伝えた。ところが、せっかくそのように伝えたのに、その人はもう一人の方に取られてしまった。その人が終わるまで待っているつもりだったのに、使えそうもない若いにいちゃんが「で、どうしました?」と言うので、最初からまた同じように状況を言うと、「はあ、とか、ええ」とか言っていかにもやる気がなさそうな人に当たってしまった。

昨日も青色申告会で長い時間説明を受けていてもうおおよそのことはわかってきていたので、場所を借りてスマホe-Taxをしたいと言うと「ではそのラインに沿って、4番の方へ行ってください」と言うのでそのように進んだ。

なにしろフロアが人でごった返していたて、どこにいくにも待たなくてはいけない。区切られたテーブルの一区間を使ってスマホの小さな画面と睨めっこしながら入力していたが、ところどころわからない箇所があったので、人を整理しているか何をしているのか知らないが、突っ立ている人に聞きながら入力を進めた。一人でやるよりは自分より知識がある人が近くにいるのは助かった。ところが中には意地の悪いおばさんがいて、「収支内訳書をつけずに送信してしまった」と言ったら「それは失敗ですね」などとぬかし、さらに「ここは書類整理をする場所です。荷物をまとめてください」などと言われた。こっちは最初からスマホe-Taxをすると言ったのに、なぜ書類整理する場所に案内した?しかもそのおばさんは「IDとパスワードの取得はしますか?」とか、「配偶者控除はありますか?」などのいらんことまで聞いてくるので腹が立ち、「IDもパスワードも取得しないし、配偶者はNZにいます」とこっちはキレる寸前だった。

ところが、この次の案内役の人は若くて丁寧な女性だったためこちらも正気を取り戻し、無事に確定申告を終わらせることができた。全てを終えて、税務署を後にすると、数人の税務署員から「お疲れ様でした」と声をかけられた。なるほど、ここに来ると皆、疲れて帰るのかと思った。

大泉学園で一人で昼ごはんを食べて帰ろうかと思ったが、一人にしている母が気になった。まっすぐ家に向かうと玄関で鉢合わせた。母は一人でまた出かけようとしていた。家で少し休もうとしていたのに、仕方なくそのまま昼ごはんを食べに出かけた。駅前の中華屋に入った。母は珍しく担麺を注文した。辛いと言いながらも麺は食べ切った。その後、家に帰ると思ったらバスで荻窪の本屋に行きたいと言うのでつき合った。そこでしばらく本を探していたが、読みたい本が見つからず、その横の手芸店もウロウロして終了。次に文具屋で便箋を買ってやっと帰る気になってくれた。

帰宅をすると息つく間もなく、風呂の支度をしてスーパーで買い物をして夕食を食べ終わるとやっとのんびりする時間ができた。

そうだ、ご飯を食べている最中に書き留めがきた。この間の父の口座の解約した通帳が戻ってきた。まだ妹の立て替えた分がもらえないので、弁護士にそのことで明日にでも手紙を書こうと思う。