朝6時に母に起こされた。何時に起きたか知らないが、早すぎてもファミレスが開いていないので、「まだ早い」と言ってみたが、洋間で待っているので仕方なく起きて日課のYouTubeラジオ体操をした。あとはいつものように、入れ歯がない、あれがないで、時間はすぐに過ぎていく。ファミレスには開店時間に着いた。
家に帰ってくると、日課の掃除、洗濯をしてひと段落してこたつで確定申告の勉強をしていると、すぐに眠くなった。10時になると母が部屋にやってきて「浅草橋に行きたい」、というので、「今日は2時半にこの間、排水管を掃除した人が様子を見にくるから、荻窪か石神井公園にした方がいい」と言ってみた。しかし浅草橋に行きたいというので、次男に2時半に家にいてもらうようにお願いして、準備をした。
こちらの準備はできたが、母は店で何やら探しているようだった。そして急に浅草橋には行かないと言い出した。それならそっちの方が助かるので、まだこたつで勉強をした。
お昼になり、簡単にご飯を食べさせ、片付けをして一休みしていると、また母が部屋にやってきて、「どうして、私にお父さんのお金が全然入らないんだい？」と今まで何度も訊かれた質問をされた。いつものように答えたが、今日は今まで聞いたことがないことを母が言った。
「お父さんと次男と私（母）の３人でどこかに行って、私が何もいらない、と言った時のことかい」どうやら少しだけ遺言書を作った時のことを思い出したようだ。
「それで私（三男）はその遺言書を御破算にして長男の借金を帳消しにして、次男にアパートを相続させて、残りは母に相続させてしまうのが一番いいと思った。しかし頭が悪い長女が邪魔をした」今まで何度も言ったことだが、少しづつ理解してきたかもしれない。
2時半になり排水溝の人が来た。15分くらいで終わると思ったていたが、チェックの後長々と説明をした。外のマスが。長年の使用で劣化して穴が開いているという。見てみると確かにけっこう大穴が開いていた。全部直すと３０万円くらいかかるという話だ。屋根もそうだが、５０年も住んでいるのだから、修理する箇所など探せばいくらでも出てくる。修理の方は私（三男）の一存では決められないと断った。きっとしばらくしたら電話がかかってくるだろう。
下のスーパーで今晩のおかずを選んでも何も決められないのでハンバーグを見せたら、見たことないけど、それでいいと言った。大根も買って和風ハンバーグにしようとしたが、寿司を食べて帰ろうというので5時前だったが、寿司屋に入った。次男を呼んだら、すぐに自転車でやってきて３人でたらふく食った。しかし料金は4200円と安く上がった。
帰ってから母を風呂に入れるとリハビリパンツが限界まで水分を吸収していた。
