仕事が終わってからスタッフパーティーに参加しました。
年末年始の忙しかったスタッフの労いで1年に一回だけあるそうです。
夕方から予約をしてあるレストランに行くと、他のお客さんたちでごった返していました。
パーティーといっても１テーブルだけの小さな集まりなので、たくさんいるお客の一つにすぎません。
それぞれドリンクを注文して、料理を注文しましたが、ドリンクがくるにも時間がかかり、さらに料理がいつまで待ってもサーブされません。
満席だったお客さんたちが徐々に減っていった頃、ウェートレスが来て、こう言いました。
’I m so so so sorry! 忙しくて注文を通すのを忘れていたわ。皆さん何かもう一杯どう？’ こういう感じのニュアンスでした。
こちらも客商売で、忙しい時にはミスもするのはわかっているのでもちろん攻めはしません。それにまあ、急ぎもしないので、ドリンクを注文をする人は注文をしました。
ドリンクの後に料理も来て、皆さん会話ももりあがりましたが、外のテーブルで雨が降り始め肌寒くなってきたので、お開きになりました。
オーナーが気を利かせて車で送ってくれることになり、目と鼻の先にある職場の店に行くと、店は新人の18歳の男の子と、多少経験のある若い女の子の二人で切り盛りしていました。オーナーが皿洗いをしていた男の子に声をかけると返事がありません。どうやら落ち込んで泣いているようでした。詳しい事情はわかりませんが、忙しい中お客に何か言われたのかもしれません。
若者よ、社会に出るといろいろな人がいて辛いこともある。これから先、あまりにたくさんのことがあって
辛いこともだんだん大したことではなくなってくるから、今は耐えろ。
