2ヶ月ほど前に、沼田の老人ホームに入りたいから調べて欲しいと頼まれて、電話をしたことがあった。その施設は今は定員いっぱいで空きはないから入居はできないと言っていた。とりあえず資料だけでも良いので送ってもらった。その資料をこの間、母江に見せた。
「ここならお墓参りもすぐ近くだからいいねえ」と言っていたが、一人で歩いていくのは無理だろう。
そしてさっき、
「あの老人ホームの電話番号を教えて欲しい」
「電話しても入居できないよ」
「そうじゃあないんだよ、Yちゃん(幼馴染)に電話しても出ないからきっとそこの老人ホームにいるはずだ」
「そんなはずはない。だいいち、沼田には老人ホームがたくさんあるからここにいるとは限らない」
「いいから電話かけるから」と言って利かない。
毎度のことだが、こうなると駄々っ子といっしょでどんなまともな理由も受け付けない。
明日は横浜から太郎がやってくる。これから一家で練馬に住むことになるが、横浜の店も昨日営業を終えたばかりで片付けも同時にやらなければならない。