泌尿器科の診察が終わったらそのままディサービスに行けるように着替えと母江の荷物を先にディサービスに持っていき、バスに乗ると母江のシルバーパスが歩行器に付いていなかった。そうだ、昨日Kさんの家に行く時に車いすで行ったから外したのを思い出した。仕方なくパスモで二人分支払った。
診察を終えてバスを降りて母江をディに連れていき、薬局で抗生物質をもらい、再びディに戻り薬を介護士さんに託した。
家に戻り母江のシルバーパスを探したが見つからない。記憶の糸をたぐってみたが、特別なところには置いていないはずだった。
三郎の部屋を探し、母江の部屋を探してみたが、ない。しかし母江の部屋は物が散乱してとにかく何を探すのもたいへんだ。散々探しても見つからないので母江がディに持って行った可能性が一番高かった。
前にも同じようなことが何度もあった。通帳などの大事なものが突然どこかにいってしまう。母江に訊いても「知らないよ」の一点ばり。しばらくすると母江が持っていたことがわかる。
夕方に母江がディから帰ってきたので、「シルバーパス持っている? パスに乗るときに使うカードのことだよ」と訊いてみた。
「知らないよ」
しかし持ち物検査をするとすぐにみつかった。
郵便受けにインフルエンザの予防接種の案内がきていた。今回は実費で2500円だ。
早速近所のクリニックに10月2日の午前中に予約を入れた。
新型コロナの方は予約が取れないので、練馬区の予約センターに電話を入れ、「アプリで予約をしようとすると接種会場しか場所が選べないくせに空きが全くないので予約できない」と言ってみると、
「9月29日の正午過ぎにアクセスすると予約できるかもしれないが、すぐに埋まってしまう」とのことだ。
しかしその時に「石神井公園のクリニックに空きがあるかもしれない」との裏情報を教えてもらった。
そのクリニックは母江の認知症の主治医にしているクリニックだったので、電話をすると明日キャンセルが出たので接種できるとのことで予約を入れた。ついでに認知症の診察もすることにした。これも本当は11月に予定をしていたが前倒しになった。
予診票に記入をすると、『最近1ヶ月以内に病気にかかりましたか』という項目があり、本日膀胱炎になり、抗生物質を投薬してあるので、念のため、クリニックに電話をして問題がないかと確認をした。
その場で問題なしと言われたが、三郎が風呂に入っている間にクリニックから電話が2度あった。明日の朝、こちらから電話をして確認してみよう。