kiyogat’s diary

2023年の1月にブログを始めました。

速攻メール合戦

家族信託の話を進めていくにあたり、太郎からこんなメールが届いた。

太郎メ:信託監督人を頼むか頼まないかは委託者が決めてください。

信託監督人とは平たく言えば、家族信託の会社の人が委託者の財産を受託者がちゃんと管理しているかをチェックしてくれる人のことです。

おいおい、母江(委託者)がそんなこと決められると本気で思っているのか?

そして太郎(受託者)は信託監督人のサポート無しで母江の財産の管理ができるのか?

なので冗談を交えてこんなことを書いた。

三郎メ:例えばですが、もし私が岸田君から「私の職務を代行していただけないか?」と頼まれたとします。
私はこう答えます。「申し出は非常に名誉なことであるが、私にはあなたの職務を行う自信がありませんので辞退いたします」


太郎にはこの冗談の意味がわからなかったのか?

何の相談もなしに、「信託監督人をつけないプランでお願いします」と家族信託氏にメールしてしまった。

このメールの前に次郎も太郎による財産管理に不安を感じていたし、妻子も信託監督人をつけることに賛成と書いてあった。

なのにいきなり太郎はメールで「監督人はつけません」ってどうゆうこと?!


三郎は冷静になって妻子にメールした。

三郎メ:私は、太郎が他の誰一人に相談もなく、話を進めていることに驚き、そして困惑しています。
    妻子は信託監督人ありのプランに賛成と書いてあり、太郎とは違う意見をお持ちのようですが、そのことについて太郎と口頭で何かのやり取りありましたか?

妻子メ:私が監督人賛成と返事したのは反対者が出たので皆さんが安心するのならば監督人有りでという事です
太郎の考え方は 監督人を付けるとこれまで必要な時 三郎がある程度自由に出金出来たのが出来なくなる 生活費 介護費などの心配 監督人がどの程度に入り込んで来るかはわからないので 監督人無しで返事したとの事
夫婦の意見が違うのは我が家でも普通の事 でも最終的には夫の意見を重視します。

三郎メ:なるほど。しかし私三郎になんの相談もなく家族信託氏に決定のメールを書くのはどう思いますか?その前にメールなり、話し合いがあるべきだと思います。

すると今度は太郎からメールがきた。

太郎メ:下記の様に家族信託氏へ返事しようと思います
お世話になります
こちらの方が先走り監督無しで返事しましたが、兄弟家族とも話し合い監督人有りで話を進めたいと思います
何度も申し訳ありません。

三郎メ:どうしてすぐにありとかなしとか書いちゃうのーー!

とメールして太郎を止めた。