今日も母江はエクストラでディサービスに行っているので、自分の遺言書の作成に精を出していた。
法務局で3900円で保管してくれるとのことだ。
三郎には子供がいないので、もし死亡した場合きょうだいに遺産がいくことになる。
なんとしても妹に財産がいくことだけは避けなければならない。
幸いきょうだいには遺留分を請求する資格がない。
遺言書さえ作っておけばまず大丈夫ではないかと思う。
これに多少手を加えて、直筆にして今月中に法務局に提出予定。
遺言書
遺言者は遺言者の相続開始時に日本国内に有する財産を遺言者の兄
何某太郎に取得させる。
相続開始以前に太郎が死亡した場合には、その直系卑属である何某姪に取得させる。
遺言者がニュージーランド国に有する財産においては全財産を配偶者
何某奥美に取得させる。
相続開始以前に何某奥美が死亡した場合には奥美の血縁に取得させる。
遺言執行者
本遺言の遺言執行者として、本遺言により財産を取得する者を指定する。
本遺言の執行に必要な場合には代理人を選任すること。
付言事項
遺言者は墓など狭苦しいところが嫌いなので海洋散骨にして地球の一部に戻してくれれば幸いです。
遺言者は常識の無い者がこの相続に関わることを望まない。
