kiyogat’s diary

2023年の1月にブログを始めました。

身勝手な振る舞い

屋根のトタンに掃除機をかけようとしたが、隣の洗濯物に埃がつくのではないかと、気になってできなかった。代わりに家の中と庭の掃除をした。夕方になっても洗濯物が干したままになっていたので、今日は諦めた。

また母江が「店を誰かに貸してスナックでもやらせたらどうか」と言うので、
「その話は昨日、太郎が『店を出すから誰にも貸してはダメだ』、という話をしていたよね?」と切り返したら、
「知らないよ。そんな話はしていない」と言った。

実際のところ、太郎があの店を改装して、初期投資にお金をかけるより、誰かに貸して家賃をもらう方が、安全確実に利益を上げられるとは思うが、今はまだそんなことを論じている時ではない。問題は母江の短期記憶がどんどんあやふやなものになっているということだ。

三郎が風呂に入っている間に姫夫妻から電話があり、「明日、お墓参りに行く」と言い出した。日曜日には母江の小学校の同窓会が予定されているのに、勝手な振る舞いをするので、プッツン切れた。

姫子のことだって、「顔も見たくない」と言ったくせにこの間投函したハガキには例の「ありがとねえ、とゴメンねえ」のオンパレードだ。たぶんそのハガキを見て姫子が機嫌を直して、墓参りに行くことにしたのだろう。

皆、勝手なことをする。三郎も勝手なことをさせてもらうつもりだ。