kiyogat’s diary

2023年の1月にブログを始めました。

頭痛の種

朝のファミレスには行かずに寝ていることにした。
母江は5時前には起きていて何やらやっていた。姫夫妻が母江を沼田まで墓参りに連れて行くのでその準備でもしているのだろうと思った。
母江が家を出る前に三郎のことを起こしに来たが、「頭が痛いので寝てる」と言った。実際本当に頭が痛かった。
日頃のルーティンから離れ、お昼過ぎくらいまで寝ていていろいろ考え事をした。

「向こうが弁護士を立てるなら、こっちも立てなさい」とか、「姫子の顔など見たくもない」などと言っても、誘われれば、泊まりにも行くし、墓参りにも行く母江。

ちょうど1年くらい前に、まだ三郎がNZで暮らしていた時に、姫子が雇った弁護士から母江と同居していた次郎に対して「母江の財産に一才手を付けるな」のような内容の手紙が届いた。母江と弁護士は姫子を通してZOOMでその弁護士と面談をして、同意を得たとのことだ。

しかし母江はすぐにこの弁護士とZOOMでのやり取りすら忘れてしまった。

要するに母江は自分のことを一番大事にしてくれる人の側につくのだ。高齢の母江にそのことを非難すべきではないが、そのために振り回されるのは勘弁してもらいたい。認知症の母親の介護だけでも大変なのに、その上、兄妹間のいざこざにまで巻き込まれて心身ともに疲れ切った。できることならすぐにでも全て投げ出してNZへ帰りたい。