毎日ニュージーランドの平和な田舎暮らしのブログを更新していますが、メールでは日本に住んでいる次郎からのメールでのやり取りをして落ち込んだり、腹が立ったりしています。
次郎は父親が亡くなる5年前に父親と母親の遺言書の立案者であり、その遺言書には「父親の遺産は4人きょうだいで等分に分け与える」と書いてあります。
父親の預金はほとんどなく、遺産である実家も賃貸アパートも権利者の数が増えてしまっただけで、遺産相続と言っても何の恩恵も受けていません。
賃貸アパートは築50年くらいで、平たく言えばボロアパートです。ほとんど貸借人もいなかったのを次郎がリフォームして、外国人に貸し出して利益を出し始めました。
私は他の3人は何もしないので、いっそ次郎に相続させてあげたかったのですが、妹の姫子が反対しました。
拗れにこじれ、遺産分割協議もできず、仕方ないのでせめて私の分だけでも次郎に譲ろうとしましたが、多額の贈与税がかかるので、まず私の権利を次郎に買ってもらい、非課税枠の110万円を毎年次郎に贈与するという提案をしましたが、うまくいくかどうかはわかりません。
何より、次郎に何を書いても、毎回同じような愚痴の返事しか返ってきません。
次郎は60歳を過ぎていますが、いまだに親(或いは親の遺産)に依存しているように思えてなりません。
それならいっそ二束三文にしかならなくても、賃貸アパートを売却した方が良いとメールに書いてあげました。