kiyogat’s diary

2023年の1月にブログを始めました。

目玉焼きと直しもの

大したことではないが、今朝のファミレスで母江が目玉焼きの小さなピースを床に落とした。

いつも床に落としたものはテーブルが汚れるからテーブルの上に置くべきではないと教えているが、気になるようで今日も拾った。そしてそれをスープ皿の上に乗せた。大きさにして2cm四方よりは小さなピースだ。

三郎はドリンクバーで飲み物を取りに行くために何回か席をたった。
二人とも食べ終わったので会計に行こうとしたが、ちょっと気になったので、スープ皿に置いた目玉焼きのピースを探したが、どこにもなかった。きっと食べてしまったのだろう。

「さっき下の落としたもの、どうした?」

「知らないよ」といつもの答えが返ってきた。


夕食の支度をしていると、ベルが鳴った。店の常連さんのような女の人がいた。

「このお店でお直しやっていますか?」

「いえ、もうやっていません」

「お母さん、お元気ですか?」

「はい、身体は元気なんですけど、、呼んできましょうか?」

「いえ、結構です」と言って帰っていった。

少し前まで「直しものを預かっても、無くしてしまうから」という理由で断っていたが、最近は直しそのものができなくなってきている。母江の服を直させようとしたが、うまくできていないことが増えた。毛糸の編み物も中途半端なものばかりが部屋に転がっている。

どこまでその自覚があるのかまではわからない。