総合病院の泌尿器科のH先生は火曜日担当の先生なのでディサービスと被ってしまう。今日の予約時間は11時だったので、ディサービスのお昼も間に合わないだろうと思い、午後1時からにしてもらった。
いつも行く朝の時間帯と違い、待っている患者さんの数も少なかったが、それでも診察まで待たされた。
今日の診察結果は「完全には治っていないが、先週バイキンだらけだったのが死滅しました。薬がよく効いたんでしょう。様子を見て何も問題がなければ１ヶ月後に来てください」
言われた通りに忘れずに薬を1日２回5日間飲ませた甲斐があった。
「しかし1ヶ月のあいだに何か問題が出た場合、どのように処置をしたら良いですか」と問うと、
「抗生物質を飲ませてしまうとその薬が合わない場合もあるので、痛み止めを処方しておきます。この薬はコロナの時の痛み止めで使っていましたが、なんにでもよく効きます」
診察が終わるとお昼を回っていたので駅前のパン屋さんで軽く食べてからディサービスに行こうと思い、外を見るとスコールのような大雨が降っていた。
こういう雨は大抵すぐに止むとは思ったが家の窓を開けっぱなしにしていたのと、洗濯物も外に干してあったのが気がかりだった。
こう言うとき、次郎は家にいても発達障害だから何の役にも立たないと思い諦めた。
病院の売店で軽食を買い食べているあいだに、雨がほとんど止んだ。と同時にバスが来るのが見えたので、急いで母江を呼んでバスに乗せた。
予定時間に母江をディサービスに送り届けてから、帰宅すると想像通り洗濯物と床がビショビショになっていた。
