今朝のファミレスにいる時から、母江に
「今日はこの後、病院に行ってオシッコの検査があるからうまく調節してよ」
と言っておいたが、あまり意味はなかったようだ。病院に行く前にトイレに行き、
肝心の病院での検尿の時には
「お小水の量が足りませんね」と言われてしまった。
それでも検査はできたようで、
診察室に通され、先生に、
「表の『白血球』を見てください。100以上あるでしょ。これはこれはただ事ではないことが膀胱内で起きて、いわば救急車が回っているような状態です。続いて『細菌』は++もうバイキンだらけです」
と言うので、私の思っていることを言ってみた。
「母と同居するようになって1年以上経ちましたが、最初の頃は頻繁に膀胱炎になっていました。でもお風呂上がりに同じリハビリパンツを履かせないようにしましたら、この半年膀胱炎にはならず、安心してました。でも本人がパンツを汚しても自覚がないんです。だからバイキンを避けることは難しいと思います」
「完全に治すのは無理でしょう。でも菌が腎臓にまで行ってしまって熱が40度も出たら、一気に大変なことになります。その時に、点滴でどの薬を使うかを今のうちに調べておく必要があります。今日、この後、管を使って尿を取りますから、お水を飲ませておいてください。来週またおいでください。その時にまた検尿もします」
その先生は火曜日しか来られない先生で母江のお気に入りの先生だ。
バス停で待っている時にディサービスに
「診察が終わったので、これからそちらに向かいます」と電話をした。
バスを降りる時に母江の脚がプルプル震えて、横でサポートをしていたのに転んだ。
母江も私も転ぶのに慣れているので、「あ〜あ、また転んで」という感じだが、
バスの運転手が慌ててバスから降りてきて
「大丈夫ですか!?」
「すいませーん、だいじょーぶです!いつもなんですよ」
と言って起き上がった。