kiyogat’s diary

2023年の1月にブログを始めました。

識字障害者が弁護士に物申す9

8時間かけて妹の弁護士に手紙を書いた。まさか1日で書きあげるとは思っていないだろう。後半手を抜いてしまったが、正直な気持ちを書いた。

かなり頑張ってしまったため長文になってしまいましたが、お読みください。






令和5年3月28日

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
貴殿らからいただいた、令和4年10月12日付けの書面において、姫子氏に直接のご連絡を控えるよう、記述されております故、代理人である貴殿らにお知らせいたします。
 
 
令和5年3月25日付けの書面において、お返事がいつまでもいただけない苛立ちから、失礼なことを申してしまいお詫び申し上げます。しかしながらこちらが10通ものお手紙をお出ししているのにも関わらず、1ヶ月お待ちする私の気持ちもお察しください。お忙しいとは存じ上げますが、なるべくお早めのお返事がいただければ幸甚の極みでございます。
 
さて姫子氏のお気持ちを代弁していただき誠にありがとうございます。いくつかご質問されておりますので、私ができる範囲で精一杯お答えいたします所存にございますゆえ、貴殿らの貴重なお時間を拝借いたします。
 
1でのご質問のカード会社ですが、二男次郎に何か知っているかと尋ねたところ、「お袋に訊いてみろ!何しろ俺は姫子に親の財産に一切関わるな!と言われた」と申しておりました。私自身、毎日の介護生活や掃除に四苦八苦しており、完全なる書類管理ができかねておりました。最初のうちのこの練馬の家の有様ときたら、ひどいものでございました。

姫子氏よりお聞きされたかはわかりませんが、ヒッチャカメッチャカという言葉をご存知でしょうか?いわば一般社会通念の粋をかなり超えた家でございました。ネズミ、ゴキブリが家の中を走り回り、まずはその駆除から始めました。ゴキブリの方は幸い、ホームセンターでコンバットという駆除道具を見つけ、それを家のあちこちに置いたところ、徐々に少なくなってまいりました。しかしネズミの方はたいへん苦労いたしました。夜寝る時もあちこちで音がして、慣れぬうちはなかなか寝付けませんでした。そのへん母 母江は度胸が座っているのか、大いびきで寝ていたのを見て、まだまだ自分の未熟さを感じた次第でございます。

そうです、その母が困ったもので、母宛てはもちろん父 父男宛ての郵便物を管理しておりまして、大事なものは全てどこかにしまって忘れてしまいます。多分カード会社に関してもどこかにしまってあるかもしれません。私の想像ですが、母が電話か新聞の切り抜き広告を見て注文したか、あるいは貴殿らが「日野のアパート」と呼んでいる、『○○ハウス』の備品か何かを購入したかも知れません。

興味深い点としましては、令和4年3月28日に出金されている18万5,681円です。この引き落としは父の命日(令和4年3月22日)以降ですが、父が生前、あるいは誰かが父のために利用した可能性があります。当時私はニュージーランドにいましたので、詳細を知る由がありません。インターネットで調べようにも貴殿らもご承知のように私 三男 三郎が口座を解約してしまいましたゆえ、アクセスできません。カード会社に関しては今のところ以上ではございますが、これから先、書類が出てくる、あるいは何か別な方法で詳細が分かり次第お知らせいたします。ということでよろしいですか。

今、二男 次郎が一階に降りてきて、私のこの原稿を興味深そうに読んだところ、この18万5,681円は父 父男の入院代かも知れないと申しておりましたことお伝えいたします。真偽のほどは分かりません。
 
父 父男が兄 太郎に「蕎麦屋をやれば食いっぱぐれがねえ」という理由で長男を蕎麦屋にしてしまい、バブルの絶頂期に無理やり店を持たせ、借金返済で首が回らなくなり、その銀行返済を5年ほど前に二男 次郎が税理士などに相談をして、父から子への借金に代えさせた経緯がございます。

その時に兄から親への返済により、両親の老後の足しになればということとを念頭においておりました。しかしながら、相続の納税額のみを考えた本件遺言により、今や何の意味もなくなってしまいました。それゆえ、三男 三郎は 父 父男が亡くなった今、少しでも長男 太郎を楽にさせてあげたかったのです。それゆえどうにかこの借金だけでも帳消しにできないものかと「家族会議」とメールにて話し合いました。

9月までは姫子氏もその案に賛成の意を表しております。もちろんそのメールも残っております。しかしながら10月に入り、誰かの入れ知恵でもあったかのごとく態度を豹変させまして、いきなり本件遺言通りの4分の1の権利を主張いたしました。


私 三郎は、まだ3回ほどですが、長男 太郎からの5万円の送金には手をつけておりません。いずれは母か長男のために使いたいと思っております。そえゆえせめて姫子氏のお金もその足しにしたいと思っておりました。しかしながら、それすらできぬなら致し方ありません。改めまして、姫子氏に3万3,457円を請求いたします。以下の口座に直ちにご送金ください。
A銀行 〇〇支店
口座番号 0000000
ナニガシ サブロウ
 
続いて2についてお答えいたします。
姫子氏が財産調査のため税理士に依頼した際にかかった費用38万5,000円についてですが、私、その当時はニュージーランドで暮らしておりましたゆえ詳細については分かりかねますが、できる限りの範囲でお答えいたします。
この件につきましてはすでに令和4年10月2日に姫子氏にお送りしたメールにて姫子氏にご説明いたしましたが、すでに姫子氏より資料として貴殿らにご提示があったかも知れませんが、一部抜粋をコピー、ペーストいたします。
 
税理士先生をお招きし、荻窪で行われた家族会議のときに次郎が「まずは議題作り」ということを言いましたが、その後の家族会議で「姫子が依頼した税理士の支払いをどうするか」という議題はあがっておりません。その支払いに関して話題にのぼったのはFBメッセンジャーにて姫子が税理士、何某先生の「財務目録作成及び過去の金融資産調査 業務契約 お見積書」のPDFファイルを載せ、それを見た太郎が「了解です費用は俺が負担します!明日振込先教えて」と書き込み、姫子が「え、いいよ。みんなで払おうよ!」と書き込み、太郎が例の「イイネマーク」を書き込みました。その件に関しました三郎はなんの返事もしておりません。


そして2022年9月12日に姫子のメール「Fwd:父の相続に願する相談」の添付ファイルに何某先生の請求書を「ご確認宜しくお願いします。」とのことでこれを誰が支払うのかは家族会議の議題にあげてからでも遅くはないと思います。
 

 
と私 三郎がメールをしたところ、その後メールでのお返事もほとんどなくなり、9月28日の群馬県沼田のお墓参りも10月6日の横浜の長男 太郎宅で行われた家族会議も欠席され、10月13日、姫子氏職場を見下ろす新横浜プリンスホテルでの家族会議も欠席されました。もっともそれ以前の10月11日のこのメールを最後に連絡が途絶えました。
 

□□法律事務所の△△先生に代理人依頼したので今後は、△△先生から連絡がいきます。
家族会議は、欠席いたします。
 
 
                  姫子

 
なので、代理人である貴殿らからもこの税理士費用に関してご連絡がございませんでしたので、私といたしましては何もできません。
 
二男 次郎が申すには「資料の提示を求めたのは、姫子より犯罪者の汚名を着せられ、その証拠として参照した。犯罪者扱いなどされなければ、当然そのような資料は必要がない」と申しております。
姫子氏は二男 次郎を犯罪者と呼んだことに対してすでに詫びておりますが、兄を犯罪者扱いしたせめてもの償として、費用の自腹を切るくらいのことをしても良いのではないかというのが、三男 三郎の意見としてお伝えくだされば、幸いでございます。
 
3については姫子氏もご参加され、私たちが「第5回家族会議」と呼んでいる練馬区の実家にて9月22日に行われた会議での議題ではございますが、私がこのままの状態が続けば自らの生計が立たなくなる恐れがございました。


それゆえ私が私なりに母に対して精一杯のことをしながらこの実家で暮らしていくにはどのようにしたらよいのだろうと考えて、この3ヶ月間の私がしたことの評価をしてほしいと兄妹3人に尋ねました。長男 太郎は月20万円、といい、二男 次郎は100万円でも足りないとありがたい評価をいただきました。姫子氏からは50万円ということなので、分かりやすいように日額5,000円に設定しました。

というのもこの頃、母 幹枝を介護付のいわゆる老人ホームに体験入居をさせましたが、相場の話で恐縮ですが、1日で考えるとだいたい1万円かかります。

私が介護、およびネズミ、ゴキブリの駆除、ネズミの糞だらけと化した部屋の掃除、母の入浴準備、洗濯、病院に連れて行くこと、母の洋服や本の買い物に付き合うこと、散歩に付き合うこと(母は歩く時にバランスを崩し、歩行器があってもよく転びます。だいたい平均すると月に2回ほどです。私と次郎の付き添いでも少し目を離すと転びます。付き添いがなければ、さらに回数が増えることは必須です。しかしながら歩くことは母の健康維持に欠かせないし、何より母が外出を好んでいます。)、食事の支度と片付け、冷蔵庫などの食品管理、食品、雑貨購入、年金、健康保険、介護における支払い及び手続きなど、下の世話やトイレ掃除など、経験者でないとなかなかわからない苦労もございますが、貴殿らのご両親はまだ大丈夫でしょうか。これから先もお嫁さんなどに任せれば良いなどと、都合の良いことばかり考えてはおりませんでしょうか。すいません、余計なことをお聞きいたしました。


これらを母の夜の見回りなどいたしながら住み込み日額5,000円でやってくださる方がおられましたら、是非ご紹介ください。直ちにこの家を出て行きます。ただ、この場合でも母親の気持ちが一番大事だと心得ております。母 母江の性格からして、赤の他人より、実の息子を選ぶのではないでしょうか。いえ、これは母 母江に限らず世間一般の母親なら我が子を選ぶのではないでしょうか。

それに当然のことながら母には日に5,000円を三郎の生活費としていただいておりますこと、了解を得ております。それでもまだ足りないのではないかと日々そのような言葉を漏らしてくれております。幸いのこと母には十分な資産を持ち合わせていますので、Live and let liveの精神で、この先も母の思い通りに温和な生活が送れれば良いと考えております。


姫子氏が私の代わりに母 母江と一緒に暮らしてくださり、私と暮らす以上に温和な暮らしを保証していただけるのであれば、私は喜んで、私の分の固定資産税を払うつもりでございます。ましていくら4分の1の権利があるからといって姫子氏や母 母江に家賃、水道光熱費など支払うことを請求するなど、とんでもございません。それが一般社会通念と固く信じております。
 
ただ今回の相続で話がややこしくならないように私は母 母江にこの家を全相続させてしまいたかったのを、姫子氏の主張により兄弟で母 母江の持ち分の6分の1を除き残りの6分の5を4等分いたしました。お陰様で余計な相続税などを支払うことになり、正直申しまして、姫子氏には迷惑を被っております。

その上、母 母江に対して、何もせず、ただ本件遺言を盾に取り、ご自分のご主張ですら代理人を立ててしまうその横柄な態度に向かっ腹が立っている次第でございます。さらにその上、何もしねえ、金は出さねえ、貰うことしか考えていねえ、というのはいかがなものでございましょうや。流石にあの親父も草葉の陰で泣いていることでしょう。
 
4、5の言ってねえで、姫子氏に兄 三郎がこのように申していたとお伝えください。なお今回は1日でもお早くお返事いただけますように、普通郵便ではなく速達で出しますゆえ、よろしくお願い申し上げます。
書いているうちに平静さを保てずに、言葉遣いが少々乱れてしまったことお詫び申し上げます。
                                    敬具