郵便受けを見ると日本の母江から手紙がきていました。
国名(New Zealand)も住所のスペルも今回は完璧でした。
手紙の内容は昨年の10月末に一緒に行った韓国旅行のお土産の化粧品を勝手に誰かにあげてしまったことへの文句が書かれていました。
お土産とは、韓国海苔と韓国の上履きだけですが、歩行器や車椅子、リハビリパンツ等の大荷物だったので、最小限のお土産しか買うことができず、それらのお土産を小分けして隣近所に手渡しましたが、渡す前にちゃんと母江に了解を得たのにそのことの記憶がなくなっていました。
そして化粧品を買ったのは私ではなく長男の太郎が娘に頼まれていた物でした。
そのへんの記憶が書き換えられているようです。
でも94歳で外国の住所も書けるし、意味がわかる長文の手紙も書くことができるのはやっぱり大したものだと思います。