kiyogat’s diary

2023年の1月にブログを始めました。

発達障害

発達障害という用語を初めて聞いたのはこの10年くらいの間だと思う。ニュージーランドに移住していたので、そういった用語に触れる機会もあまりなかったとは思うが、私が子供の頃には聞いたことはない。最近気になって簡単な本を読んだりネットで調べたりしている。

 

すると自分に身に覚えのあることがよく出てくる。自分はあきらかに発達障碍児であったし、今も発達障害の大人だ。子供の頃から他の人と同じことをするのが苦手で、人並みにできることのほうが少なかった。まともな字も書けないし、算数の計算も人より遅かった。

小学校1年生の頃の作文を中学性になったときに見て愕然とした。ほとんど字体がそのままだった。計算は友達と比べるとだいたい2倍の時間を要した。

今時はそういった子供たちに適した学習をさせてくれるのだろか?それともそのような子供は今も昔も落ちこぼれていくだけなのだろうか?

私の場合ギリギリ落ちこぼれにはならなかった。なんとか入学した普通科の高校の数学の授業で関数電卓を持ってきてよいことになった。ヨドバシカメラに電卓を買いに行くと、シャープが簡単なプルグラムが組める電卓を発売した。まるで今のスマホ中毒のようにその電卓を扱い、授業で習った数学の公式をその電卓に入れると答えが出る。私にとっては夢のようなマシンであった。おかげで数学の公式が全部頭に入ってしまい、数学の成績がぐんと上がった。

 

識字障害についてはごらんのとおり現代ではパソコンやスマートフォンでだれでも読むことができる美しい字体で文章を残すことができる。文の構成や内容は自分で考えなければならなが、ChatGPTなども出てきていることを思うとAIがそれすらも直してくれる日も近いのではないか。