kiyogat’s diary

2023年の1月にブログを始めました。

区役所巡り

朝から雨が降ると思ったら、曇りだった。こんなことなら歩いてディサービスに行ってもよかったが、まだ迎えにきてもらったことがなかったので、お試しも兼ねて待ってみた。8時20分から40分の間にすぐに出れるようにとの指示だったので、8時10分から玄関で待っていた。30分待つのは長いかと思ったが、8時20分に迎えにきてくれた。

母をディサービスに送り出したあと、実印を出そうと金庫を開けたら、昨日無くなったと思った、銀行の通帳群が金庫の一番下から出てきた。間違いなく、三郎ではなく母江がしまったものだ。と言うのも今使っている通帳も袋の中に入っていたからだ。

まずは一番簡単そうな、ゆうちょの手続きをしに郵便局へ行った。父男の遺言書は正本と謄本があり、どちらも同じものだと思ったが、とりあえず二つ持って行った。

郵便局では念書に三郎の住所を書くこと、父男の死亡がわかる正式な書類の原本と、父男の正本の遺言書だと思っていた封筒に母江の遺言書が入っていた、この3点を注意された。
家に帰り、念書に住所を書いて、次郎に父男の死亡日がわかる書類を探してもらったが、コピーしか見当たらないため、武蔵関の役所まで父男の戸籍を取りに行く行き、郵便局の手続きを終わらせた。

家に帰り、信用金庫の必要書類である、父男の出生から死亡までに戸籍を探したが、相続税の申告をする際に税理士が原本を使ってこちらにはコピーしかないので、中野区と港区に取りに行くことになった。

荻窪までバスで行き、中央線の中野駅で降りて区役所を探した。区役所はすぐに見つかったが、30分以上待たされた。こんなに待たされるなら、区役所内にある満腹食堂でランチでも食べてればよかった。

戸籍をもらう時に練馬の戸籍がもう一つあるとのことを知らされた。それを手に入れるには練馬区役所に行く必要があるとのことだ。

2階の満腹食堂に行ったらお目当ての定食は売り切れだったので、駅前の油そばを食べた。ラーメンよりヘルシーだそうだ。

油そば

この時点で3時近かったが、港区役所に向かった。港区役所は東京タワーの近くにあり、中野区役所よりも立派でキレイな建物で待っている人たちも庶民の中野区よりランクが少しだけ上がったように見えた。よくあの親父がこんなハイソな所で生まれたものだ。

受け付けで父男の戸籍をもらおうとしたら、父の名前ではなく祖父の◯次郎と書け、と言われた。なので◯次郎と書いたら、”次”はその”次”ではなく”治”で”◯治郎”と書けと言うので言う通りに書いた。中野区でもらった戸籍も手書きだから読みづらいのはわかるが、識字障害者でへなちょこな字しか書けないからあまり書きたくなかった。そして受け取りにさんざん待たされた挙句、こんどは”◯次郎”と書き直せと言われ、「なんだ、最初のでいいんじゃなえか!」と普通ならプッツンキレる所だったが、対応の方があまりに丁寧だったので、もう書く欄は無茶苦茶になっていたが、言う通りに書き換えた。

港区役所の窓から見える東京タワー

ディサービスに電話をして、家に帰っても誰もいないかもしれないが心配はしないようにと母江に伝えてもらい、帰路のついた。

家に帰ると母江が次のディサービスは月曜日だと言うので、すぐに電話をかけて確認をした。すると、月曜日ではなく、やはり火曜日と金曜日とのことであった。今週は介護士長さんが、月曜日に空きがあるので、よろしければどうか、と尋ねてくれたので週3回になったが、母江にだけ直接は言わないはずだ。とにかくこれで確認が取れた。

母江にディサービスに行く日をカレンダーにまるをしてくれ、と頼まれたので、赤ペンで火曜日と金曜日を囲った。
ご飯を食べたあと、「この赤で丸してあるのはなんだい?」と訊いてくるので、「ディサービスに行く日を囲ってある」と教えた。

父男の出生から死亡までの戸籍はあと練馬区役所からもらえる一枚で完成する。