シドニー空港で登録をしたTe Araroa のパックが来ました。パックというよりは封筒でした。まあ長距離を歩くので、重量はそのまま負担になるので大したものは入っていないと最初から思っていました。
一番重要なのはDOC(自然保護局)のHut Pass(小屋パス)です。いろいろ条件がつきますが、テアラロアのトレール上の小屋に泊まることができます。しかしそれが見当たりません。
DOCのパスなのだからDOCのオフィスに聞きに行けば何か教えてくれるだろうと思い、いつものように自転車で行ってみました。営業時間は4時半まででわずかに間に合いませんでした。夏時間になり陽が高いのでそんな時間になっていたことに気が付きませんでした。
仕方ないので家に戻り、テアラロアのサイトで確認をしてみると、iPhoneのウォレットに入れられると書いてありました。はぁ、よく読まないとダメですね。しかしどうやってウォレットに入れるのでしょう??クレジットカードや日本ではJRのスイカなどは入れてましたが、今回は初めての試みです。それでもパソコンを使って作業してみるとあら不思議、iCloudを通してパスがiPhoneのウォレットに入っていました。
数年前、冬季専用のハットパスをDOCで買いましたが、その時は紙の綴りでした。数年でなんでもデジタルになってしまって、しかもスマホがないと何もできないし、スマホを持っていても使い方がわからない人は使えません。若い人はデジタルネイティブの人が増えているからこれからはもっと差が開くでしょうね。