3泊4日の山行を終えて東京に戻ってきました。
雨の中のテント撤収作業はたいへんでしたが、前回の丹沢ほど土砂降りではなかったのでまだよかったです。
できれば雨の中のテント泊は避けたいですね。
重量を増したテントを担いでの下山でしたが、すこぶる快調でした。
最初は山のパワーをもらっているせいだと思いましたが、どうやらそれだけではないことに気がつきました。
標高2000mからの下山はどんどん酸素が濃くなって、体が軽く感じられるようになったのではないかと思います。
昔、チベットからネパールにバスで下っている時にも同じ感覚を覚えました。
あの時は中国の西のハズレのチベットを目指して旅をしていましたが、いざチベットに入るとそのあまりの標高差により、すっかりやられてしまって何をするにも息切れを感じていました。
3週間ほどチベットに滞在をしてネパールに近づくと標高が下り、元気になりました。
それと体力維持の最低限の山の食事により減量に成功したボクサーのようになったのかもしれません。
朝8時に雲取山のテント場を出て12に鴨沢バス停につきました。
バスで奥多摩駅に向かい、もえぎの湯で山行の疲れをとり、ニュージーランドで知り合ったMちゃんちで酒盛りしてもらってすっかり酔っ払ってしまいました。
酔っ払うとただのオヤジです。
奥多摩のワサビをお土産にいただきました。