もう20年近く前にアフリカで出会った旅の友達と新宿の産業遺産情報センターに行ってきた。現在彼女はタイで日本語を教えていてタイの学校の休み期間しか日本に滞在できない。
センターは幕末から明治にかけて欧州列強に追いついた産業遺産が世界遺産に登録されるまでの経緯が展示されていた。2時間のガイド付きの案内を受けた。ツアーは前後半に分かれていて、前半は産業遺産についてだが、後半は長崎の軍艦島、正式名称は端島についてで、館のスペースのほとんどはこの軍艦島の資料に取られている。
理由は韓国がこの軍艦島で強制労働させられたといちゃもんをつけ、多額の賠償金を得てさらにその様な島を世界遺産に登録をするのはおかしい、と言っているためだ。世界遺産の登録は明治の産業についてであり、第二次世界大戦の前後は時間的に関係がないし、そもそも強制労働などなかったとの証言を示すための展示がほとんどでガイドさんはもと島民だ。
そのあとは大江戸線で都庁へ行き32階の社員食堂で食事。