今日のニュースによると北米で皆既日食が見れたそうです。
月食というのは去年日本でも見ましたが、日食というのを見たのは高校生の頃に見た記憶しかありません。
それも部分日食だったから周りが暗くなるということもなく、普段は丸い太陽が欠けて見れる程度のことでした。
事前に先生から「くれぐれも直接見ずに、下敷きなどを通して見るように」と言われたのを覚えています。
高校生の頃から捻くれ者の私はそういうことを言われると、あえてそういう物を使いたくないんですね。
もちろんフィルターメガネのようなものも用意してありません。しかし欠けた太陽を見たいという気持ちは強いんです。どうしたら見ることが出来るのか。高校生の頭で考えました。
太陽を少し見つめて、体を大きく動かすと見える太陽の位置が急にズレます。すると目には、欠けた太陽の残像が残ります。
「見えたーー!」と喜んでいると、同級生が言いました。
「オメエ、バカじゃねえか」
「バカじゃねえ、見えるからやってみろ!」
「ホントだ。。」
周りからは高校生男子数人がバカな踊りでもしているように見えたかもしれません。